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女子部会インタビュー第2回目は、畑八開発(株)の現場代理人の竜野麻美さんの後半
【麻実ちゃん編】です。
入社18年目の竜野さんが、現場代理人になったきっかけや、第2子出産を目前に今大切にしていることをお話ししてくれました。

後半の【麻美ちゃん編】

--まみちゃんは、なんで建設業に入ったの?girl4

なりゆきかなー。笑
現場監督になるなんて、全然考えてもみなかったし。

たまたま土木系の専門学校出て、就職も特にこだわりとかなかったんだけど、たまたま地元の会社の事務で働いていたお母さんが、会社に出入りしていた銀行の人に相談して、この会社(畑八開発)を教えてもらってきたの。

とりあえず受けてみて、たまたまそのときの常務が「そろそろ女性を採用してもいいかもな」って考えていた人だった。ほんとたまたまだよね。

それからはとにかく必死だった。
今よりずっと体力的にも大変だった。現場も管理も必死でやったよ。
その点今の若い子は管理だけやっていればいいみたいになっていて甘いかなー。笑

--現場監督の仕事はどうだった?

まだ小さい現場をいくつかやっていた頃は、いつも現場終わる度に辞めたいと思っていた!笑
だって、毎回現場やる度に朝3時くらいには目が覚めちゃって、もう気になって考えちゃって朝まで寝むれないの。それで昼間も眠くなる。いつもそんな感じだったから。

でも、ある日、どうせ入札でとれないでしょーなんて思っていた(請負金額約1億円の)大きな現場がたまたまとれて、自分が担当になって。自分にできるのかなって思ったけど、この現場をやりきったときから、もうこの仕事辞めたいと思わなくなった。

あと、その頃出会った旦那さんの影響も大きかったよ。

--お、それはうちの会社の竜野さんだね♪(麻美ちゃんの旦那さんは小宮山土木の社員です)girl5

自分は主に(元請けとしての)管理が仕事、旦那さんは(下請けとしての)現場労働とその管理をやっている。
彼のものづくりへの思いや、どうやったらできるかを考えるところ、見た目より効率を大事にしていたり。私の考え方にかなり影響あったよね。

それまでの自分は結構自分勝手で、自分がこうと決めたら絶対に曲げなかった。作業員さんは大変だったと思う。笑
でも今は、いろんな人の意見が聞けて、いろんなアイディアから「それいいね。」って決めていけるように変わったかな。

--職人さんや下請けさんって、その道のプロだもんね。その点、現場管理って手に職っていうより覚えれば誰でも代わりのきく仕事なのかなって思ったりもするんだけどどう思う?

私はそうは思わないかな。
管理だって私にしかできないことがあって、今は品質や出来栄えを考えてやっているとき、自分は『技術者』なんだなって思う!

--麻美ちゃんが不安に思っていることってあるの?今でも、将来でも。仕事でも、それ以外でも。

不安か-。今は子どもとの時間が作れていないと思うことかな。

それに、旦那も私も実家に裏山があって、子どもたちもそういう自然の中で自由に遊ばせたい。まずは自分の子でやって、いつか子どもたちのそういう場を創りたいな。

--長野に住んでいるからこそ、子どもにもこの自然を思いっきり楽しんでもらいたいよね。girl6

だから、今度現場に戻るときには、自分の時間、子どもの時間を創る、それをできる仕事をする!
時間で仕事をするってとても大事だと思う。

あと、私、子どもには絶対「早く!」って言わないことにしているの。
だって、「早く!」って私の都合じゃん。子どもには関係ない。
保育園とかで他の子が親から言われているのを聞いて、自分だったら嫌だろうなって思って。だから、現場の若い子にも言わない。

--なるほど!新人教育って難しい。だんだん若い子を任されてきていると思うけど、どうしてる?

私はよく怒ってる。笑
まぁ、できるできないは人それぞれあるけど、今一緒にやっている子にもいいところがあって、必ず朝早く来るし、私が妊娠や育児で動けないとき、そのことを理解して、代わりにすぐ現場へ行ってくれる。ありがたいよね。

その点、男の人ってうまくやるよね。相手ができてなくても、まぁ仕方ないじゃんみたいな。
「そこは危ない」とか、「ここはこうして」とか。私はつい言っちゃう。笑

--それって母親みたいだね。

笑!!!そうかも!!!

--そんな後輩へのメッセージってある?

仕事は失敗してなんぼ!!
できるとかできないとか関係ない。とにかく、やるだけ!!!

totobag
ざっくばらんに自分自身のいろんな思いを話してくれる麻美ちゃんの人柄に、インタビューと言うより女子会みたいでとても楽しかったです。
麻美ちゃん、ありがとうございました。

インタビュア:(株)小宮山土木 小宮山弘子(写真右)