~とにかく、クレーンが大好き!!~

有限会社ツチヤクレーンで働く、土屋 愛花さんにお話をお聞きしました。

専用機の13tクレーンと一緒に。

組織名:有限会社ツチヤクレーン

お名前:土屋 愛花(つちや まなか)
建設業での経験年数:1年10か月

建設業に入職したきっかけ

高校卒業して、ホテル業界に興味があり専門学校に入学しましたが、コロナ禍で将来が見えない状況だったことから、両親や先生と相談して、土屋クレーンで働くことにしました。
私は土木業界のことは全く知らなかったので、最初は事務などの仕事をするのかと思っていて、まさか自分がクレーンに乗るとは思っていませんでした。でも、実際に先輩たちのクレーン作業を見ていると、見ているだけで不思議と「面白い!」と思ってしまいました。
それに、建設業界に入らなければ出会わなかった人にも会えましたし、イメージも変わりました。悪い人(笑)もいないし、3Kはなくはないけれど、これだけの人が関わっているのがわかって一つのものができていく途中経過を見ることができて、すべてが新しかったです。今思えば、入って良かったなと感じています。

現在の業務内容

13tクレーンのオペレーターで、主に棟上げ作業に行くことが多いです。

とにかくクレーンと一緒の時間が大好き!

この仕事で一番うれしかったこと

クレーンに乗っているのも楽しいし、褒められるのも嬉しいです。
クレーンに触れていることが嬉しくて、磨いたり、整備している時間が好きです。
以前クレーンオペレーターの先輩に、「何かあったら助けてくれるのはクレーンだけだよ」と言われたのが心に残っていて、クレーンにはとても愛着があります。
クレーン操作は自分の気持ちが出るので、毎日クレーンに感謝して乗っています。

今、不安に思っていること

自分のレベルアップのことと、いつまでクレーンに乗れるのかなとということが不安です。
レベルアップは、会社のクレーン(最大50t)まで乗れるようになりたいですし、今はまだ現場に行くと不安そうにする職人さんも時々いらっしゃいます。全部のクレーンに乗れるようになるには時間も必要で、自分の成長もしていかないといけないと感じています。
また、これから結婚や出産、自分の体力的にいつまでクレーンに乗れるかなと思いますが、乗れる間は乗り続けたいと思います。

これからやりたいこと

まずは、自分がしっかりクレーンに乗れるようになりたいです。
そして、建設業に興味を持ってくれる人を増やしたいです。
自分が学生の頃には見たことがなかった建設現場の見学や、重機に触れてみたり、学校訪問や地域の人と現場で関係が持てるように、そんなきっかけ作りが出来たらいいなと思います。

もちろん、スマホの壁紙はクレーンでした。

愛花さんと話していると、”クレーンへの愛”があふれまくってました!「スマホの壁紙とかクレーンなんでしょ?」と話を振ったら、案の定(笑)
建設業に入って、クレーンに乗って、やりたいこと、知りたいことがたくさんあって楽しくて仕方ない。それをもっとたくさんの人にも知って欲しいと話す愛花さんといると、建設業の魅力をまだ知らない人はもちろん、今建設業で働いている人にももっと建設業の魅力や可能性を感じてもらえるのではないかなと感じました。

インタビュー担当:小宮山土木 小宮山 弘子