自立を目標に! ~日々勉強の入社1年目でした~

株式会社三六組で働く、北原若奈さんにお話をお聞きしました。

組織名:株式会社 三六組
所属部署:建築部
お名前: 北原 若奈(きたはら わかな)
建設業での経験年数:1年

建設業に入職したきっかけ

「家づくりがしたい。」という夢があり、中学時代に進路を決める時、迷わず“飯田OIDE長姫高校 建築科”を希望しました。当初は、進学してもう少し建築の勉強をしてから社会に出るつもりでいましたが、授業の中で現場を見学する機会があり、現場管理に魅力を感じました。現場見学会をきっかけに進路選択が変わり「株式会社 三六組」へ就職しました。

現在の業務内容

主に建築工事の現場管理をしています。住宅はもちろん、それ以外の建物にも携わり、墨出し・施工図・工事写真の撮影・書類作成等、現場管理に必要な業務の一通りをやっています。今年は一年目ということもあり教わることが多かったですが、自ら作業を担えるようにしていきたいと思っています。

この仕事で一番うれしかったこと

一番は、完成した建物を見たお客様の嬉しそうな顔を見た時です。
また、建物を作っていく過程で、まだ未熟な私のことを気にかけてくれる業者さん・職人さんも多く、些細なことでも「出来た」ことへお褒めの言葉を頂けることがとても嬉しく励みになります。

今、不安に思っていること

建築現場で働く女性がまだまだ少ないが故、自信のない部分や不安に思うことも多く、一人で現場を任された時にうまくまとめることができるのかが今から心配です。

これからやりたいこと

仕事に関しては、一日でも早く現場を任せてもらえるようになりたいです。そのために、まずは建築関係の資格取得が目下の目標です。また、現在は実家暮らしで身の周りのことは親にやってもらえることが沢山ありますが、家事などもきちんとできるようにして、プライベートでも自立できるような生活をしていきたいと思っています。


ニコニコと穏やかにインタビューに応じて下さった北原さんですが、仕事もプライベートも、はやく“自立したい”という前向きな思いが芯の強さを表している思います。また「日々の仕事の中では建設関係の女性と知り合う機会が少ないので、この女性部会の活動に参加するととても元気をもらえます。忙しいときほど皆さんの存在が活力になります!」と話して下さり、こちらが元気を頂きました☆ 人手不足と言われる建設業界の現場で活躍してくれる若手女性の存在はとても大きく有望です。これからも沢山の方にかわいがって頂きながら、現場監督として一人立ちし、現場をまとめる北原さんにお会いできる日を楽しみにしています!!

インタビュー担当:神稲建設株式会社 勝野久美恵