日 時 令和6年5月13日(月)8:40~14:00
場 所 長野工業高等学校
参加者 長野支部 土木委員 15名
       女性部会 2名
内 容 測量講義、意見交換会
※校庭での測量実習は雨の為中止となりました

長野工業高等学校土木工学科3年生の丁張実習研修会に参加しました。

土木委員会が毎年行っているもので、就職・進学に向けて現場の第一線で働く技術者との交流を目的としています。今年も女子生徒さんがいるという事で女性部会も参加させていただきました。日頃の行いが悪いのか、悪天候のため外での実習は中止となりました。

測量講義では、丁張の為の計算を行いました。いきなり現場に行って丁張や測量が出来るわけではなく、事前の準備が大事だという事を理解してもらえたでしょうか。図や式を書いてみるとどんな答えになるか想像出来ると思います。

意見交換会では、現場代理人の仕事は?技術者と技能者の違いは?など質問があがりました。そして、現場ではドローンによる測量やipad・スマホも活躍していて、重機も自動化しているなど、昔に比べて変わってきた建設業をお伝えし、また自分が作ったものは何十年~百年超まで残り、生活基盤に欠かせないものとなっているというお話をしていただきました。

午後は、先生方と意見交換会を行いました。コロナ禍を経て生徒さんの就職への考え方、スマホの普及で休み時間の過ごし方が変わってきているというお話をお聞きしました。

時代や環境の変化は仕方ないのかもしれませんが、私たちもそれに対応し、働きやすい職場環境の整備や、働き方改革への対応が迫られていると痛感しました。

進学や建設業以外の道に進むという生徒さんもいましたが、せっかく学んだ知識を役立てて欲しいなと思います。そして、一人でも多く、建設業に携わる仕事に就いて、またどこかで会える日を楽しみにしています。

長野工業高等学校土木工学科3年生の皆さん・先生方ありがとうございました。