日 時 | 令和5年8月23日(水)9:30~11:30 |
場 所 | 松本市 旧開智学校 |
参加者 | 松筑支部 14名 |
内 容 | 国宝旧開智学校耐震工事 現場見学会 |
松本市にある旧開智学校にて現場見学会が開催されました。
見学前、職員の方より簡単な歴史や正面玄関のデザインの裏話など説明を聞き見学スタートです。参加された方の中には、意外にも初めて来たという方もいました。
今行っている工事は建物老朽化に伴う耐震工事です。
旧建築物を耐震?どうやって?と思いましたが、たくさんある決まり事に様々な工夫がこなされていました。
一度取り外した壁や床材、一本一本の釘までも再度利用しているそうです。
講堂内部では、内側から見なければわからなかったことや見た目にこだわった末に外部に出ることが困難なバルコニーがあったりと、職員の方の詳しい解説を聞きながら見学することができました。
この機会でなければ絶対に入ることのできない塔屋も見学。
旧開智学校は現在、数十年に一度の耐震工事をハシバテクノスさんの施工で行われています。国の貴重な文化財を守っていく大変さを間近で見ることができ、大変貴重な経験ができました。