本年度も長野県との協力事業の一環となる、女性の建設業への職域拡大に向け、建設業界の今を知っていただき、女性がどのように活躍しているか知ってもらうためのイベントを行いました。
見学現場は長野市茶臼山動物園 ライオン獣舎建設現場です。茶臼山動物では、野生動物の生態環境を再現して本来の行動を引き出す「生育環境展示」へ移行を進めており、今回の見学はその展示コンセプトに合わせたライオン、トラの獣舎建設現場でした。

施工は、長野市の川中島建設株式会社さんが実施し、同社の女性技術者の方が活躍している現場です。

ライオン、トラの獣舎、展示場の建設現場

建設現場前での工事解説

現在の展示場所にいるトラ

現場を管理する川中島建設株式会社の女性技術者 土屋さんから、自分自身が建設業へ進むキッカケとなったことや現在の仕事の環境ややりがいなど女性の視点からお話を伺いました。

女性技術者の話を聞いているところ

建設現場前の参加者

また、今回の獣舎及び展示の説明を設計に関わっていらっしゃる若生謙二 氏(造園学者。動物園研究者。大阪府出身。大阪芸術大学芸術学部環境デザイン学科長・教授)から直接お聞きすることができ、設計から工事までの流れを見て聞いて理解することができる見学会となりました。

動物園デザイナーの若生謙二 氏(大阪芸術大学芸術学部環境デザイン学科長・教授)

実施概要
日時: 2月16日(水)10時30分から12時00分
会場: 長野市茶臼山動物園(長野市篠ノ井有旅570-1)
内容: ライオン、トラの獣舎建設工事現場の見学
現場で働く「建設女子」と仕事内容等についての意見交換
茶臼山動物園の取り組み
主催: 長野県
協力: 長野市/茶臼山動物園/長野県建設業協会/川中島建設株式会社